相続人不存在で相続財産特別縁故者である叔父に分与するとの審判がなされ解決(2024年10月9日、福井家庭裁判所武生支部の審判で解決)
相談概要 聴覚障碍者であった被相続人Aは、両親の逝去後、叔父であるB(相談者)宅で生活を行っていた。 このたびAが亡くなり相続が発生したが、特別縁故者としてAの相続財産をもらうことはできないだろうか。 相談詳細 被相続人であるAには相続人がなく、2022年4月に死亡した。 Aは聴覚障害者であり、父母... 続きはこちら≫
亡父の遺産分割で3人の相続人が争いのない遺産分割の形をとって合意(2024年9月20日解決)
異母兄弟姉妹の相続人3名が被相続人亡父Aの遺産をめぐって話しあいをし円満に解決しました。 亡Aの遺産は預貯金約4000万円とS市内の土地と建物であったところ先妻である亡母Bと亡Aの子供であるCとD,後妻である亡母Eの子供であるFは話しあい,土地と建物をCが,その他の預貯金を各2分の1ずつDとFが相続... 続きはこちら≫
父親の遺産分割について、母、兄妹の遺産分割をめぐる紛争を話し合いで解決した事例
相談概要 依頼者A(50才の女性)は、被相続人父の遺産分割をめぐり、相続人である母Bから、父の相続を辞退して欲しいと書面で通告され、当事務所に相談に来ました。 父の相続人は、Aの他に、母BとAの兄の3名の5名でした。 Aは会社で働き大学生の子供を育てており、生活に余裕はなく、当事務所はBに対し、「法... 続きはこちら≫
海外在住者が、父親の遺産分割調停で代償金を取得した事例
相談概要 被相続人は父親であり,法定相続人は息子Aと娘Bでした。 遺産としては,不動産数筆と預貯金等でした。 預貯金のみ先行して当事者間で遺産分割協議がなされて,不動産の分割方法に関して別途協議するという事案でした。 遺産分割調停 当事務所の依頼者である娘Bは海外在住の方で,ズーム会議等により,当事... 続きはこちら≫
【解決事例】内縁関係にある相手から6,544万円を相続できた事例
特別縁故者に対する相続財産の分与申立てにより,6544万円を取得した事案 2022年6月,A(1944年8月生の女性)は、2022年1月に内縁関係にあったB(1933年9月生のドイツ国籍の男性)が亡くなったが,Bには,「相当額の遺産がある」と相談に訪れた。Aは,Bと婚姻関係になく,Bは... 続きはこちら≫
2021年12月8日の調停解決
依頼者のご両親が立て続けに亡くなり,依頼者と妹の二人が相続人という事件だった。被相続人両名には遺言はなかった。 依頼者は,相手方と何度も遺産分割の話し合いをしようとしたが,相手方は話し合いに応じようとしなかった。 当事務所の弁護士が内容証明郵便を送っても,相手方は無視したため,家庭裁判所に遺産分割調... 続きはこちら≫
相当額の遺留分侵害額を獲得し,訴訟外の合意
2021年5月18日解決 亡母Aの相続人は,B(Aの長女)と依頼者C(Aの長男)であったところ,Aが令和2年に亡くなり,相続が開始した。 Aには自筆による遺言書があり,それには,「財産のすべてをAとAの夫Dに譲る。」と記載されていた。 Cは,Aが遺言書作成時90歳を超える高齢であり,そのような遺言書... 続きはこちら≫